【健康】最新医学から「冷え性対策③ 」~隠れ冷え性と正しいお風呂の入り方~
前回記事のパート③、前回同様、林修先生の「初耳学」からです。
■隠れ冷え性について
隠れ冷え性とは、自分が気づかない冷え性で、お腹が冷える症状のことを言います。
お腹は大事な臓器が詰まっていて、体は優先的にお腹を温めようとします。
■隠れ冷え性について
隠れ冷え性とは、自分が気づかない冷え性で、お腹が冷える症状のことを言います。
お腹は大事な臓器が詰まっていて、体は優先的にお腹を温めようとします。
■「冷え性」と「隠れ冷え性の違い」
手足が冷たいのは、体が中心の体温を保とうとしている時になる症状ですが、
隠れ冷え性の場合は、手足は温かいので冷え性と気づきにくいのが特徴です。
■隠れ冷え性は自覚がないため非常に危険
自分では冷え性ではないと思っていても、実は体温が低く、内臓が冷えている状態にあります。
内蔵が冷えると『臓器の働きが落ちる』ので、とても危険な状態です。
お腹を触って冷たい方は要注意です。
■体を効率的に温める方法
お風呂の設定温度が重要とされています。
冷え症に効果的なお風呂の入り方は、38~40度のぬるま湯につかることで、
湯冷めしにくく、入浴後も体温がキープされやすくなります。
■熱いお湯の方が体が温まるのでは?
実は熱いお湯だと湯冷めしやすくなります。
これは、体温を一定に保つ働きをする『自律神経』の働きが大きく関わっています。
熱いお湯で体温が急激に上昇すると、自律神経は体温を一定に保とうとします。
これにより、自律神経は『体温を下げよう』とします。
その働きにより、血管を細くして血流を下げ(血流のスピードを下げる)、
これにより、体の末端まで血液がスムーズに届きにい状態となり、
結果として、湯冷めを引き起こしてしまうのです。
それとは逆に、ぬるま湯だと体がリラックスして、血液が体の末端まで行き渡るので、
自律神経を刺激することなく、体の芯から温まるため、湯冷めしにくく、
長時間ポカポカが続くのです。
■冷え性対策での半身浴は不向き、湯船は首までつかる
冷え症対策では、半身浴だと上半身が冷えやすくなるので不向きです。
首に体温上昇に関する自律神経があるので、湯船に首まで浸かるのが効果的です。
湯冷めしないためには、ぬるま湯(38~40度)に20分間浸かると効果的です。
■それでも体が温まらない人は
それでも体が温まらない人は『温冷浴』がおすすめです。
①40度の湯船に4分程入る。
②その後、手足に15秒ほど冷水をかける。
③これを数回繰り返す。
温冷浴を行うことで、血管の収縮を促し、全身に血液を行き届ける効果があります。
これはスポーツ選手が、試合後に早期疲労回復したい際に行われる方法でも知られています。
>>①冷え性の原因と改善方法<<
>>②冷え性でガン等の重大疾患リスクが高まる<<
>>③隠れ冷え性と正しいお風呂の入り方<<
>>④寝る時の靴下と効果的な体の温め方<<
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