【考察】生活保護制度に物申す
日本には生活保護制度というものがありますが、
これまでの日本では、その生活保護制度を悪用し、
本当は収入があるのに、偽って生活保護を受給しているケースが
多数発生していた問題は、社会問題にもなりました。
これまでの日本では、その生活保護制度を悪用し、
本当は収入があるのに、偽って生活保護を受給しているケースが
多数発生していた問題は、社会問題にもなりました。
【不正受給関連記事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160209-00000081-san-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000024-at_s-l22
最近では、不正受給を防ぐために審査が厳しくなったそうです。
生活状況を確認するために居住場所い立ち入り検査したり、
また、同居状態では生活保護が受けられない、
そのため同居を解除して一人暮らしを前提とした保護となる等、
本当にそれが、その人のためになるのか疑問な点も多々あります。
そこで私が物申したいのは、
ルールを厳格にすることで、本当に必要としている人々が救済されない制度には
私は全く意味がないと思いますし、それこそ本末転倒だと感じます。
そもそも誰のための制度なのか疑問に感じます。
不正を行う少数派側にフォーカスされたルール作りではなく、
本当に必要な人が守られる、必要な時に救済されるルール作りを心掛けて欲しい。
正直、やり方なんて、幾らでもあると思いますし、今のやり方は、あまり賢いやり方だとは思えません。
もっと真剣に考えれば、方法は見つかると思いますが、
どうもお役所は、真剣に困窮者の事を考えているようには思えない。
私から言わせれば、
不正受給を長年許していた責任は役所にあり、役所の職務怠慢ではと感じています。
チェック機能が適切に作られて、適切に運用さえしていれば、
ある程度の不正は見抜けたのではと個人的に感じています。
ルールを変える前に役所側の体制を変える必要があると感じるばかりです。
残念ながら、そう簡単には変わりそうにありませんが、
今後、ますます日本の人口は減り、超高齢化社会を迎える中、
このまま弱者が守られない世の中では、救済されず道端で死にゆく老人が
続出するのではないかと、とても心配になります。
何事も短期的ではなく、長期的な視点を持って検討・行動して欲しいと強く望みます。
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